2023/07/13 10:09
真珠を磨いて
思うこと
それは
真珠磨きは
自分磨きだということ
未熟な心や
自分を大切にできない気持ちで
真珠を磨いても
なかなか綺麗になってくれません。
違うことを考えながら
イライラ、何かに不満をためて施術した日には
全く真珠も応えてくれないのです。
(もちろんそのような日は、日を改めて精神を集中して施術を行います)
でも、それは当然のことです。
お客様の真珠に触れて
施術するということは
職人の手を介在してそのエネルギーが真珠に伝わります。
どのような心で施術するのかは、
想像以上に重大です。
クリアなよどみのない心で
ポジティブなエネルギーをこめて
真珠を磨くと真珠はそれにこたえるように
みるみると輝き出します。
大切に手当した真珠は
私達が磨き上げる工程で
内面から輝きを放ちだします。
機械で握ったおにぎりと
愛情込めて手で握ったおにぎりとでは
放つエネルギーが違うように
私たちが直接手で真珠を触れて
施術するならば
できるだけ豊かな感性と精神性で
愛情をたっぷりこめて
大切に
真珠を手当したいと思っています。
それは真珠を通じて
お客様に伝わると信じているからです。
リパールした真珠を身に着けたお客様が
感動してくださったり
笑顔になったり
自信が生まれたり
人生で素敵な縁に恵まれたり
いいことの連鎖が続く
これこそがジュエリーを磨く意味であり
意義だと感じています。
---- 人はみな砥石
まわりが自分を磨いてくれるのよ
97歳の料理研究家 桧山タミ先生の言葉
リパールは
真珠の内面と外側から輝くように
磨き上げます。